2013/02

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こんばんは。


今日は何度となく過去にもネタにしているRevo NEOSをメンテナンス。
このリールの素晴らしさを気付いている人ってまだ少ないので、改めて解説。
このリールの最大の特徴は、何と言ってもこのようにギヤボックスが完全に独立している事だ。
ステム部(リールの脚部)とギヤのモジュールが全く別体。
こんなリールは今のところ他に存在しない。


このように、ローター部を外すとステム部とは三つの小ボルトで固定されているだけ。(写真中央右の一カ所の穴、親指と人差し指の間に写っている2つの穴がボルト穴)
このギヤボックスの独立性がナゼそれほど凄いのかと言うと、ステムに力が掛かった場合にギヤボックスを固定しているボディに全く影響を与えないということだ。
普通のスピニングリールの場合、ステムとリールボディの右側(後ろから見た場合)が一体化している。そして、左側のカバーでギヤ部を覆っている。
したがって、ギヤを固定してる部位にステムの歪みが影響を出す。


それと、一番の影響は、ステムによるボディの歪みでハンドルシャフトを受けるベアリングの位置がずれるということだ。それによって、巻き心地が実は悪くなる。

「自分でスピニングリールをバラしてみて、最後に左のボディを取りつけてハンドルを付けて回してみたら、巻き心地が重くなった」という経験をした方も多いだろう。
これは、最後に取りつけた左側のボディーの位置が微妙にステム側と同軸線上にないために起こる現象だ。ハンドルシャフトの左右の軸受け位置がズレるのはもちろんのこと、中のギヤを固定してる部分の位置も変わって来る。メーカーも製造時に恐らく一番気を使う部分で、微妙にボディーの位置を調整しながらボルトで締めて行く。メーカーさんもショップさんも、スピニングリールのメンテナンスを自分でやらないように言うのはこういう理由だからだ。

その点、このRevo NEOSは3番目の写真のように、最初っからボディ左側と右側のベアリングの位置が固定されている(写真では上と下の向きになってる)ので、必ずハンドルシャフトが同軸線上に来る。
また、写真のようにギヤ部を全部バラさなくてもグリスアップなどのメンテナンスが非常に容易に出来る。
Revo NEOSというと最近のモデルではYABAI!!モデルやDeezモデルが出たりと外見のカッコよさが取りざたされる事が多いが、実は非常に現場向けのタフなスピニングリールだ。
巻き心地、機能、外見全て過去のAbuのスピニングリールの中では最高傑作なのは間違いないが、実はこういうあまりクローズアップされない部分が本当にこのリールの優れている点だ。


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